わたモテ感想。喪157「モテないし謹慎するってよ」もこっち不在時の皆は?アンニュイ加藤さん、ゆりネモ、演出すばらしい!

ガンガンオンライン連載中のわたモテ(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)157話感想です。

タイトルは「モテないし謹慎するってよ」。朝井リョウの青春小説『桐島、部活やめるってよ』より。

予想通り前回のもこっち謹慎から話が続きましたね。もこっちの謹慎は一体どのように皆に影響するのでしょうか?

 

扉絵は主(もこっち)のいない机、階段の上のもこっちの後ろ姿、靴箱のもこっちの後ろ姿、そして空。

あおりの文章は『彼女のいない空間は いつもよりどこか静かで…。』。今回の話を象徴しています。

もこっち謹慎!オギーから3-5の生徒に伝えられる衝撃の事実

もこっちと吉田さんは喪155での二人乗りを近隣住民に通報されたようです。

駐車禁止なのに車止めてる!みたいな、禁止されてるのに〇〇してる!っていうのを通報するの大好きな人って実際いますからね……。こういう通報は珍しくなかったりします。

 

もこっちと吉田さんは一週間の謹慎。もこっちの友人も連絡を取らないように、とオギーは釘を刺します。

今のもこっちには友人が多いです。オギーはそれを知ってますからね(喪141(14巻)のきーちゃんとの会話から分かる)。

漫画の中ではあまり描写されていませんが、オギーって生徒のことはよく見てそうです。気遣いとかデリカシーとかはゼロですけど。

 

オギーが「そしてもし同じようにバイク通学している者がいたらすぐにやめるように」と言ってるコマでは、まこっちが隣(吉田さん)の机を見つめています。

表情からは何を思っているのか読み取れません。心配してるのでしょうか。よしまこ?

こみさんと伊藤さん

こみさんはゆうちゃんにもこっち謹慎!をメールで連絡。

メールを送るこみさんに伊藤さんが「ことメール?」って尋ねてるけど、ことメールってゆうメールみたいで可愛いな。もこメールもないかな……

ゆりちゃんとまこっち1

ラインを送るゆりちゃんの脚

ゆりちゃんはオギーの『連絡しちゃダメ!』もなんのその、速攻でもこっちにラインを送っていました。さすがゆりちゃん!

まこっちはそんなゆりちゃんを軽く咎めます。真面目かわいい!

ゆりちゃんが送ったラインは既読にならず。「スマホ没収されてるかも」とゆりちゃんは推測。

……扉絵のもこっちとかここのゆりちゃんとかラストシーンとか、今話は脚の描写が印象に残ります。さすがです。ありがとうございます。

ネモとあーちゃん(+清田くん和田くん)

清田くん「黒木さんと吉田さん二人揃って謹慎とかマジハンパねぇ」

和田くん「昨日一緒にマンガ読んでたんだけどねー」

清田くん「それだ! 二人にマンガ雑誌差し入れすんべ

昨日まで普通に一緒にマンガ読んでた子がいきなり今日から謹慎!って、そりゃびっくりするよね。

にしても清田くんは本当にいいヤツです。このマンガで一番いいヤツなんじゃないかと思えてきます。

というか最近の清田くんを見てるとマジでもこっちに好意持ってない?と怪しんでしまう……

 

一方ネモは『やっぱりクロは普通じゃないなー。バカだけどちょっと憧れるかも…』と少し嬉しそう。

ネモの隣の岡田さん(あーちゃん)は「陽菜なんで嬉しそうなの?」と引き気味。友達が謹慎になったのに嬉しそうにしてるの見たらそりゃちょっと引きますよね。

でもネモの気持ちも分かります。謹慎は良いことではないけど、普通の生徒には謹慎になるような事なんて中々やれないですから。

『自分だってやろうと思えばできる!』とか思ってても、やっても無駄だから、やる意味ないから、とかなんとか理由つけて実際はやらない。

実際にやっちまった人を『バカだなあ』と思いつつも『自分にはできないなあ』とも思って憧れる。その厨二っぽい思考、分かります。

うっちー達(3-4)

うっちーがいない→3-5(黒木さんのクラス)にいる、っていうのがうっちーの友人たちの共通認識になってるようです。

もう皆うっちーが黒木さん大好きって知ってるもんね……

そのうっちーはといえば、『おかしい…もう3時間目なのに黒木がいなさすぎる』『下駄箱に靴があるから休みではないはず……』と校内をさまよっていました。

ナチュラルにもこっちの下駄箱を開けてチェックするうっちー。『黒木がいなさすぎる』って言語感覚が相変わらずキモい(褒め言葉)うっちー。

うっちーはあのこと(キモい!と面と向かってもこっちに言ったこと)を謝る決心がつき、もこっちを探していたのでした。

 

もこっちを見つけられないうっちーは、通りかかった知らない女の子(岡さん)にもこっちの行方を聞きます。

そして「黒木さんは謹慎だからいないよ」と衝撃の事実を知ってしまいます。

あまりのショックに走り出すうっちー。走るうっちーを見かけて追いかける宮崎さんとかよちゃん。

二人の見ている前で「うわぁぁーーーーー!! 黒木ー!!」と叫ぶうっちー。やべー奴です。

でも考えてみたら、普通の高校生(うっちーは普通じゃないんじゃ?とかは置いとく)には『謹慎』ってのはインパクトでかいですもんね。

真面目なうっちーは謹慎になった人なんて見たことなかったでしょう。

それなのに突然好きな人が謹慎、って聞いたら……これは叫んでもしょうがないかもしれませんね。

 

うっちーが叫ぶところで終わってますが、この後二人に『黒木が……謹慎になったって……』って説明したり、かよちゃんが『謹慎って! 黒木さん何やったんだ!?』みたいなやりとりがあったでしょうねえ。

麗奈と杏奈と風夏ちゃん(3-6)

3-6の教室。麗奈(目隠し)ちゃんと杏奈ちゃんが吉田さんともこっちの謹慎について話しています。

杏奈「黒木だっけ? あいつも謹慎なんだろ。2ケツで」

麗奈「あー。巻きこんじまったなー…

麗奈ちゃんは昔堅気のヤンキーっぽいですね。吉田さんも麗奈ちゃんと同じくもこっちを巻き込んだことを気にしてそう。

 

二人の会話を聞いていた風夏ちゃんは、もこっちの謹慎を知って『ただの地味そうな子だと思ったけど、ますますどんな女子かつかめない………!

あーちゃんの『二度と話したくないし明日が終わったら二度と会わないだろうけど今さらどんな奴かめちゃくちゃ気になる』(12巻喪118)を思い出すモノローグですね。

もこっちをただの地味な女学生だと思うと大間違い!

加藤さんと風夏ちゃん

学食の夏帆ちゃんと加藤さん。夏帆ちゃんはパスタ。加藤さんは優雅にティータイム?

でも加藤さんの表情は晴れません。アンニュイというか気だるげというか……あまり見ない表情。

心を落ち着かせるためにカモミールティーでも飲んでいるのでしょうか。

そこに「明日香」と風夏ちゃん(+美保ちゃん)がやってきます。

 

風夏ちゃん「黒木さんって子、謹慎になったみたいね」

加藤さん「……そうだね」

加藤さん「何? それだけ?

風夏ちゃん「え!? い…いや。この前一緒に勉強した仲だから少し気になっただけだよ」

加藤さんの当たりがキツイ! ちょっと怖い! そうだねの前の「……」にもメッチャ含みが感じられます。

普段の加藤さんならこんな対応は決してとらなかったでしょう。

心の中が色々グチャグチャして機嫌が悪かったところに『黒木さん』『謹慎』というNGワードをもこっちの友達でもない風夏ちゃんから聞いたからでしょうか。

風夏ちゃん、間が悪いです。でも風夏ちゃんは続けてしまいます。

 

風夏ちゃん「……この前だけど、その…胸を……」

加藤さん「え?」

風夏ちゃん「いや…その…明日香は…胸を…」

加藤さん「聞きとれないからはっきり言って

加藤さん塩対応。風夏ちゃんはそんなにおっぱい触ったかどうか聞きたかったの?

風夏ちゃん「黒木って子に明日香は胸をさわらせたの?」

加藤さん「…ごめんね。今はそういう話をする気分じゃないの。それからそういう話はあまり人前で言うことじゃないと思うよ

加藤さんごもっとも! でも風夏ちゃんの心の声もごもっとも! 声には出さない(出せない)風夏ちゃんえらいね! 

前話(喪156)冒頭でもこっちに言われたのと同じこと言われて「ぐっ!?」となる風夏ちゃんが面白可愛いです。

おっぱい揉んだかどうかがどうしても知りたかったのなら、せめてもこっち謹慎前に聞いたらよかったのにね。タイミング悪い!

 

加藤さんと風夏ちゃんは昔からの知り合いだけど今はそれほど仲良くない感じですね。だんだん疎遠になってしまったのかな。

対してパスタ食べてる夏帆ちゃんは今のこんな加藤さんにも慣れていますね。明日香って不機嫌な時はこうなるんだよね、触らぬ神に祟りなし、って感じでパスタ食べる夏帆ちゃん可愛いです。

 

加藤さんの今の心の中は、きっと凄くグチャグチャでしょうね。

黒木さん大丈夫かな? どうしてバイク乗っちゃったの? 私が勉強しろってプレッシャー掛けすぎた? 私に話してくれたらよかったのに! 吉田さんって不良の子? 無理矢理乗せられた? あの時おっぱい触ってくれてたら……

加藤さんはここまでモノローグもほとんど無くて、本当に何を思っているかは分かりません。

でも色んな思いが渦巻いているだろうなあとは思います。心配だったり寂しかったりイライラしたり悲しかったり……

そんな状態の加藤さんに突っ込んだ風夏ちゃんはホント運が悪くてかわいそです……

ゆりちゃんとまこっち2

もこっちも吉田さんもいない。ゆりちゃんは必然的にまこっちと帰ることに。

帰る前に生徒指導室の前に来た二人。

まこっち「ここにいるんだよね」

ゆりちゃん「多分」

まこっち「……行こうか」

ゆりちゃん「うん

バス通学のまこっちとはバス停で別れ、一人の帰り道でゆりちゃんは想います。

ゆりちゃん『一週間か……

顔も見れないのにもこっちが謹慎中の生徒指導室の前まで行く所とか、少ない言葉でコミュニケーションが成り立ってるゆりまことか、智子がいない一週間……長そう……みたいなゆりちゃんとか、雰囲気のある1ページ。

あとコレ↑ HAVE A NICE DAYとハリネズミ?の絵のまこっちのトートバッグ。妙な存在感があって気になりました。元ネタあるのかな(調べたけど分からんかった……)。

ゆうちゃんこみさん伊藤さん

喪143(15巻)のあと恒例になったらしき、三人(ゆうちゃん、こみさん、伊藤さん)のスカイプ勉強会。

もこっちの謹慎はここでも話題です。

こみさん「成瀬さん黒木(あいつ)と話したんだ」

ゆうちゃん「うん。ちょっと疲れてそうだったけど元気だったよ」

こみさん「あいつなら謹慎したこと逆に自慢にしそうだね」

ゆうちゃん「ふふふ。そうだね

ゆうちゃんとこみさんはもこっちをそこまで心配してはいません。これも付き合いの長さでしょうか。

まあこの二人は中学時代のクソガキもこっちを知ってますしね……あのもこっちなら謹慎くらいはね……

 

そうそう、ゆうちゃんは謹慎中のもこっちと話してたんですよね。

スマホは没収(ゆりちゃんの推測ですが)だから、たまたま出会ったとかスカイプで話したとか? もこっちもパソコンは持ってたし。それか家の電話で話したとか? まあいい。

ゆうちゃんの言う『ちょっと疲れてそう』っていうのも気になりますね。もこっちどんな状態なの?

こみさんの『もこっちなら謹慎を自慢しそう』っていうのは中学の頃のもこっちならその通り。

今のもこっちはどうでしょう? シチュエーションや相手によっては冗談まじりに自慢してもおかしくなさそうですが……

でももし加藤さんの前で謹慎自慢しちゃったりしたら、冗談でも本気で怒られそうな気もします。

 

さて、バイクの二人乗りの話になって、一緒に乗ってた吉田さんに話が移ります。

そして、

伊藤さんの思考はこみさん中心……

……こみさん、喪133(14巻)のあの時「何おっぱいさわらせてんだ、このビッチが!!」って吉田さんの胸ぐら掴みかかってましたよね?

何もしていないのに殴られただけ』って、記憶が捏造されている…… 

伊藤さんの「………」とゆうちゃんの汗マークもこみさんの言葉を静かに否定しています。

ま、まあこみさんだし。人間は自分の都合のいいよう記憶を作り変えるものだし。

キバ子とまこっち(保護者)とあーちゃん

次の日。

まこっちの隣にキバ子が座っておしゃべり中。なおキバ子が座っている席は謹慎中の吉田さんの席です。

キバ子「それでさー。あれいるじゃん。前同じクラスだった内とかいう奴」

まこっち「うん。うっちーね

前話(喪156)で「よし。二度とその汚い顔見せにこのクラスに来ないで」と言ってくださったうっちーの悪口をまくし立てるキバ子。

まこっちなぐさめて」て言われて頭ナデナデするまこっちマジ保護者!

ナデナデされて「いえーー」(イエーイ?)とか言ってるキバ子は小さい子どものよう。

ここキバ子がうっちーのこと『普通の顔した奴』って言ってるのにちょっと笑った。うっちーの絵文字顔は普通の顔扱いだったんですね。

美人でもブスでもないような普通レベルの顔がうっちーの顔かあ。そっかー。じゃあ二木さんも普通の顔なのかなあ。

 

あとまこっち、キバ子の悪口はなにげに修正したり否定したりしてますね(キバ子は聞いてないけど)。

・内とかいう奴→うん、うっちーね
・性格悪いよね→でもうっちー変わってるけど悪い子じゃ…

3-4にもう来んなって言われてさー。ひどくない」はそれだけ聞くと酷いのは間違いないのでまこっちも「うん」と答えてます(どんな流れで言われたのか疑問には思ってそう)。

まこっちって、流されやすいのかもしれないけど意外に芯は強そうです。

ゆりちゃんにも喪124(13巻)で「ゆり…なんか南さんみたいだったよ」って諫めてたし(そしてゆりドン)。

キバ子にももう少し強く注意できれば……いや、まこっちがもしそういう子だったらキバ子は「あいつウザい」って近寄らなさそうですね。

さて、キバ子が悪口を言い続けている後ろに『すっ』とあーちゃんが現れます!

まこっちが『ぴく』ってなってるのは、キバ子があーちゃんの存在に気づかず悪口を続けているからでしょう。

直接の描写はないのでやや推測ですが、まこっちは多分、あーちゃんと吉田さん&もこっちがけっこう仲いいことを知っています。

悪口対象の子(吉田さん&もこっち)と仲いい子(あーちゃん)が近くにいるのに気づかず悪口を言いまくってるってのは、まこっちじゃなくとも『ぴく』っとしますよね。

キバ子~! うしろ、うしろ~!って突っ込みたくなります。

 

そして次のコマではキバ子があーちゃんに気づきます。

ここのあーちゃん、キバ子が悪口いってるのに気づいてて、わざと『ガタッ』って大きめに音たてて座ったんだろうな。

あーちゃんの存在にビビって退散するキバ子。

コアラのマーチ(まこっちと一緒に食べてて微笑ましかった)を持って逃げ去るキバ子の姿が可愛いです。ホント容姿には恵まれてるなキバ子。

ビビられた当のあーちゃんの方はもうキバ子を気にしていない様子。『まあ相変わらずウザいけど』とは思いつつさっぱりしています。

あーちゃんはほんっっっとうに良い娘ですねえ。もし現実なら卒業までずっと散々イジメとか嫌がらせとかされてますよキバ子。

わたモテは所々異常にリアリティがあったりしますが、なんだかんだで優しい世界です。特に3-5はいい子ばかり。いいクラスです。

そんな3-5で悪口大好き!なキバ子が孤立していくはある意味当然の帰結だったのかも。いい子は悪口も嫌いだろうし。

もうキバ子にはまこっちのそばしか居場所がない。まこっちももちろんキバ子の悪口は好きじゃないでしょうけど、持ち前の優しさで何とか付き合えている感じ。

キバ子はこれからどうなるんでしょうね? 気になります!

 

キバ子が去ったあと、隣席の吉田さん&もこっちが居なくなって「しかし、さすがに二人いないと見晴らし良すぎるね」っていうあーちゃんと「そうだね」と相づちを打つまこっち。

あーちゃん×まこっちとはまた珍しい絡みで嬉しいです。

同じクラスだし一緒にごはん食べたりしてるんだから、描かれてないだけでやりとりは普通にしてるんでしょうけどね。

さまようゆりちゃん。出会ったのはもこっち大好きな二人

昼食時。ゆりちゃんがさまよっています。

ご飯はまこっちと食べて、ささっと終わらせたのかな? で、ゆりちゃんがいなくなった所にキバ子が来てたと。いや、じゃあキバ子は誰と食べてたの? 三人一緒(ゆりまこキバ)? いやそりゃ有り得ん。

まこっちがゆりちゃんを一人にしてキバ子と食べるってのは無いだろうし、3-4にも行けなくなったし、キバ子ぼっち飯? いや、また三家さんと食べた? 

なんかキバ子がちょっと可哀そうに……って、もこっちなんかずっとずっと長い間ぼっち飯だったやん。そう思うと別に可哀そうでもないですね。

ゆりちゃんと雫ちゃん

さまようゆりちゃんは中庭へ。一人で食べてる雫ちゃんを発見します。

ゆりちゃんらしくスルーで通り過ぎる……はフェイントでした。「……ねぇ」と雫ちゃんに話しかけるゆりちゃん。

最初は話すつもり無かったけどやっぱり話しておこう、って途中で思い直したのかな。

ゆりちゃん「黒木さんなら来ないよ。謹慎だから」

雫ちゃん「あ………。はい…知ってます。その…連絡もらいましたから

謹慎のこと知らずにもこっち待ってたら可哀そうと思って声かけたんでしょうね。ゆりちゃん優しい。

あの時(喪132)のゆりちゃんは酷かったね……

初対面の時(13巻喪132)のゆりちゃんは雫ちゃんガン無視で酷い態度でしたが、あの時は大好きな二人(もこっち、吉田さん)の間に雫ちゃんが座ってるって状況でしたからね……今はふつうに優しい。

雫ちゃんがもこっちに連絡もらったことを聞いて『この子とも連絡取ってるんだ…』と思うゆりちゃんの感情は独占欲でしょうか、嫉妬でしょうか、それとも『私と違って智子は……』的な感情でしょうか。

そういやもこっちはどうやって雫ちゃんに連絡取ったんでしょうね。スマホ没収される前に必要な連絡させて!って頼み込んでライン送ったとか? もこっち律儀だし。

 

続けてゆりちゃんと話す雫ちゃん。

雫ちゃん「先輩は来ませんが、今日ここで約束していたので

うーん、先輩は来ないと分かっているのに約束の場所で一人ごはんを食べる女の子。

もちろん同学年に友人がいないからでしょうけど……重いですね……。

そのもこっちへの思いの100分の1くらいでも彼氏に分けてあげれば……

雫ちゃん「早く謹慎解けるといいですね」

ゆりちゃん「……そうだね

ゆりちゃんの「……」に万感の思いが詰まっていますね。

 

ゆ…ゆりちゃん

放課後。委員会があるまこっちと別れたゆりちゃんは、もこっちに会えるわけでもないのに生徒指導室の前でたたずんでいました。

そこへ、

えっ?

ここのゆりちゃんの表情が見たい過ぎる!!

谷川ニコはほんっっとうに読者の想像を掻き立てる演出が上手いですね! くそう!! こんな最高のシーンでゆりちゃんの表情見えなくしやがって!!!

声聞いて「えっ」ってびっくりして振り返って、ネモと分かって一瞬呆然として、「やられた!」と分かって腹たったり恥ずかしかったりで顔赤くなって、「…………」で感情抑え込んで冷静になろうとして、最後に「何?」と返す。

うっわー、ここ、ゆりちゃんの表情筋100kgありそうな超レアな表情見れたんじゃないのー!? 私にも見せてくれ!! ネモがうらやましい!!!

いやもう良いシーンだなあ。素晴らしい。

 

ネモの「ゆ…ゆりちゃん」については、直接の描写はないけれどネモは耳ざといし、もこっちが「ゆ…ゆりちゃん」って呼んだのを聞いていたんでしょうねえ。

最初はゆりちゃん呼びを恥ずかしがってたもこっちですが、

喪138(14巻)の「ま…またね。ゆ…ゆりちゃ…」がGW中。

喪144(15巻)の「……と、智子は……千葉西受けないの?」。ここがGW明け。5月上旬。

喪151(16巻)の球技大会中の二人きりの漫画喫茶回では特にどもらず恥ずかしがらず「ゆりちゃん」「智子」と呼び合ってる。もう慣れてる感。ネモにも普通に「私も智子とやったことあるよ。楽しかった」と言っている。

喪154(16巻)でも加藤さんやネモ、二木さんのいる場面で普通に「そうだね。智子と根元さんが悪いし」と智子呼び。

↑のように智子呼び、ゆりちゃん呼びもどんどん自然になってましたし、球技大会の時点(6月中旬くらい?)で、もこっちも皆の前でも時々「ゆりちゃん」って呼んでたんじゃないかなあ。

それを聞いたネモが今回、この渾身の声まね! もこっち大好きで声優志望のネモの「ゆ…ゆりちゃん」は真に迫った声色だったでしょう。

それを聞いてやられた!と気づいた時のゆりちゃんの表情! 見たかった~~~。でも粋な演出だ。最高。

 

わたモテは分かりやすく懇切丁寧に説明するマンガではなく、あえて読者に想像(妄想)させることで、少ないページで多くを語るマンガだと思います。

あの話とあの話の間、あのコマとあのコマの間にこういうやりとりがあったんだろうなあ、ってのがめっちゃ想像しやすいんですよね。

二次創作が多いのもむべなるかなです。

最後のページのゆりネモも尊い。叙情的な演出!

二人で歩く廊下。光と影。

光の中を歩くゆりちゃんと、影の中を歩くネモ。

この光と影の表現は喪97(10巻)のあのシーンを思い起こさせます。

あのシーン

今回ネモは影の中を歩いていますが、あと一歩横に進めばゆりちゃんと同じ光の中です。

ゆりちゃんは頑なですが、少しずつ少しずつネモとの距離は縮まっていて、あと一歩!ってことが表現されている。そう思います。

 

二人の会話もすばらしい。

ネモ「しかし クロバカだよね。こんな時期に謹慎とか」

ゆりちゃん「……そうだね」

ネモ「なんかさ。一週間なんてあっという間だと思ったけど長いよね。まだ2日だよ」

ゆりちゃん「……」

ネモ「あれ? そんなことない?」

ゆりちゃん「いや 同じこと思ったから」

ネモ「おっ、田村さんと気が合った。クロに関しては合うのかな?」

ゆりちゃん「たまたまじゃない…

たまらないですね…… もこっちがいない日々は普段より長く感じる。それに同意するゆりちゃん!

ゆりちゃんは「たまたまじゃない…」と言葉では否定していますが、もこっちに関してネモとゆりちゃんの気が合うのは確定的に明らか。

いやホント、もこっちを見るゆりちゃんとネモ、メッチャ気が合ってると思うよ。二人ともがヒロインみたい。

この二人はもっとさらに良い関係になれると思うなあ。

 

もこっちの出ないわたモテ喪157でした。めっちゃ面白かった!!!

次回はもこっちサイドの謹慎回かな? ゆりちゃんやネモが外から生徒指導室を見ていた時、中では……みたいな。

楽しみ楽しみ。

 

なお、次回の喪158、喪159の感想はかなり遅くなる予定です。それか簡単な箇条書きの感想を早めにのせて後で書き直すかも。しばらく遠いところに行ってますので……

原画展の写真載せたり、15巻の感想軽く書いたり、谷川ニコの読み切りの感想書いたりは近日中に……

喪156の感想はこちら

 

“わたモテ感想。喪157「モテないし謹慎するってよ」もこっち不在時の皆は?アンニュイ加藤さん、ゆりネモ、演出すばらしい!” に4件のコメントがあります

  1. お邪魔します。

    主人公不在の回は初めてでしょうか。
    修学旅行時の経緯もあるので、荻野が吉田さんに対して「あなたを信用してたのに…」とか言わないといいのですが。

    3-5の面子はおおよそ予想通りの反応でしたが、その他が…。
    特に加藤さんの不機嫌っぷりが痛々しいです。旧友(であろう)風夏に対してあの塩対応はいかがなものかと。
    風夏はせっかくメイン格に上がったのに、前回、今回と坂道を転げ落ちるかのような扱いでやっぱり不憫です。
    うっちーは通常営業ということで。

    ゆりは雫には連絡していることを聞いているので、謹慎明けにゆりが「なぜ自分には連絡をくれなかったのか」と揉め事になったりしないか少し心配です。
    真子がキバ子との場面でピクッとなったのは、仲の良い智子と吉田さんに対してキバ子が「あいつらずっと謹慎なら」と言ったのでキレかかった、という見方もあるようですね。

    最後のネモの声真似は、読んでて少しイラッとしてしまいました。
    ああいうのは個人的にどうも苦手です。

    次回は智子&吉田さん視点の話でしょうか。
    外とは違って中では案外暢気に過ごしていた、みたいな話かも知れませんが。
    うっちーの叫びを中で聞いていたとか、指導室の前まで来て帰って行くゆりやネモたちの後ろ姿を、ドアの隙間からこっそり見送っていた…なんてのを想像します。
    ゆうちゃんと話したとき、智子がちょっと疲れていた様子だと言っていたので、中では吉田さんと一騒動起こしていた可能性もありますね。

    失礼しました。

    返信
    • こんにちは。

      オギーが吉田さんにキツめに説教とかはありそうですよね。
      吉田さんがもこっちの家に謝りにきそう……

      風夏ちゃんと加藤さんの関係は、風夏ちゃんは加藤さんのこと好きだけど加藤さんはそうでもない、みたいでちょっと可哀そうですね。
      まあ今回の風夏ちゃんはタイミングが色々悪すぎたのですが。

      他の面々もそれぞれらしい反応でしたね。まこっちが基本冷静なのはちょっと意外でした。
      まこっちはキバ子にもイラっとしたりはしてそうです。堪忍袋の緒が切れる時は来るのでしょうか。

      二週続けてもこっち不在は無いでしょうし、来週はもこっちと吉田さんは絶対出そうですね。
      それにプラスしてオギーやゆうちゃんが関わってくるのかな。

      なんにせよ楽しみです。自分は次回の話は読めるのがちょっと遅くなりそうですが……。

      返信
  2. 更新お疲れ様です。
    原画展抽選じゃなかったのかな?日曜朝起きたら抽選終わってました・・・
    その後は所用で行けず・・・残念です。(サイン本がネモ4万なんてのが見えるとやるせないですが

    今回の話冬の1年のクリスマスとか思い出すと感慨深いですね。
    もこっちは外でこれだけの影響与えてるのに気づいているのかな(自分の存在感)
    次はおそらく吉田さんともこっちだろうからどうなるんだろう?智貴も出てくるんだろうか?
    加藤さんはもこっちがいるからクラスの個性的なメンツと話ができたのかな?寂しそうですね。(無論戸惑いもあるんでしょうが)
    ゆりちゃんと雫ちゃんが話をするのはいいシーンでした。
    もこっち不在でネモと少しでも仲良くなるといいなあ。
    うっちー思ったけど病気で休みとかは考えなかったのかな?
    ロスが激しそうです。
    真子って抱え込んでそうだな。ただゆりちゃんには注意とかするけど南さんにはしないんですよね。
    やはりゆりちゃんとは親友だからあえて苦言をするのかな?
    それでは失礼しました。

    返信
    • こんにちは。
      原画展は日によって抽選だったりそうじゃなかったりだったみたいですね。
      サイン本あたった人は素直にうらやましい!

      今回の話は本当に感慨深いですね。あのもこっちが皆に気にされて……
      昔だったら気にしてくれたのネモくらいだったでしょうねえ……
      そして来週の吉田さんともこっちの話、めっちゃ楽しみですね(自分は読めるの遅くなりそうですが)。
      オギーや智貴もからんできそうでワクワクします。

      ゆりちゃんとまこっちの関係の掘り下げもそろそろ欲しいですね。昔からの付き合いみたいだけど幼馴染なの?
      まこっちはキバ子にも良い子になってほしいけど、どうすればいいか分からないみたいな感じ。
      ゆりちゃんにはああ言えば(南さんみたいだったよ……)効くとか分かるけど、キバ子はちょっと注意しても流してしまうし……

      来週も楽しみです。

      返信

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